いまここから

目の前にあることをひとつひとつ片付けていく。


焦らずに、そして確実に。


眼にも留まらぬ熟練の技もその延長から生まれる。


表面だけの真似をしないことだ。


原点に還れ。原点に戻れ。


一つ一つの動きに、全く同じものなど何一つない。


昨日と変わらない、何の変化もない様などんなつまらなく思える日々でさえ、


同じ日は二つとしてないのだ。


その微妙な差異に気づくとき、生命が息吹き始める。輝きを放ち始める。


いま、ここから始めよ。