2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

目的なし

物事を行う際に、目的や目標を設定することにより、興味や意欲を失ってしまうことがある。 強くなりたい、健康になりたい、お金をもうけたい、人気者になりたい、目立ちたい、人生を変えたい、友達や恋人が欲しい・・・・・・いろいろと自分の欲に従って、目的や目…

本物を見極める眼

「本物を見極める眼」というのがある。事前の情報や先入観にとらわれず、物事のありのままを見て判断することは、なかなか難しい。 テレビに出てるだの、その道の権威だの、本を沢山出しているだの、そういう情報があると、知らず知らずのうちに、「その人は…

上達の構造

練習を繰り返しても成果が思うように見られないことがある。しかし、それをずっと続けていくと、あるときフッとできるようになっているものだ。 人間が物事を習得するときは、必ずこの経過をたどる。上達というのは、いつもさりげない。しかし、その「停滞し…

空気

「統一されている状態」とも言うべき身体のあり方がある。全身が澄み切っていて、一部から発生した動きが、身体の端まで伝わっていくような感覚。また、身体を「感じて」いながら同時に「見ている」ような感覚。全身にムラや滞りがなく、透明になっている感…

東京国際女子マラソン

を国立競技場に見に行った。テレビには映るものの、マラソンは地味な競技である。選手は、たいへんな思いをして走っているが、別にきらびやかなスポットライトが当たるわけでもない。また、沿道から一般市民が声援を送れるスポーツというのはこれしかないだ…

今変わることで

人間は、完璧な存在ではない。仏教的な考えでは、完璧な存在だったら、輪廻のサイクルを抜けているわけだから、そもそもこの世には生まれてこないだろう。 人は、生きていく中で様々な経験を積んでいくわけだが、長い間生きていれば、当然沢山の失敗もある。…