2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

意味のある蟻地獄

野口体操の先生が書かれているブログ野口体操教室 - 楽天ブログの記事がまとまってこの度小冊子として出版されることになった。そこに、先生がご自身の幼少時の経験や野口体操との出会いなどをお話されているインタビューCDがついている。そのCDの中に出てき…

答えを限定すると自分が小さくなる

「答え」をあらかじめ決めてしまうと、自分の可能性も限定されてしまう。本来、自分とは、一つの答えに限定されるような小さなものではないのだ。生きているということは、何にでも変化できる、あらゆる可能性を秘めているということである。*1 *1:写真は「A…

変化する自分

誰でも「自分はこういう人間だ」というイメージがある。それは主にこれまでの経験を元に形成されているものだろう。でも、同じ時が二度とないように「同じ自分」なども存在しない。「自分はこういう人間だ」というイメージは、結局自分が自己を確保するため…

身体の裏側まで観る

人を観察するときにどのくらいの情報まで読み取ることができるか。慣れてくれば、身体がどんな風につながっているのかが見えてくる。特に、見えている部分だけでなく、中まで、裏側まで観てみれば、もっと面白くなる。*1 *1:写真は「AMANO KAZAOTO 高画質館」

メビウス

「丸い動き」と言われるものがある。同一平面上の丸い動きだけではなく、それと垂直に交わる平面の中での丸い動きを加えると、丸い動きは立体的となる。その動きを連続させてみると、無限に続く「8」の字のメビウスの動きへとつながっていく。*1 *1:写真は…

本気でその気になる

本日の野口体操教室のテーマは「リズムと音」。リズムも音も、結局は波だと思う。波の本質は「伝わること」にある。 さて、今日のレッスンでとても印象に残ったフレーズがあった。それは「本気でその気になる」ということだ。「その気になる」のは、誰にでも…

結果主義が人をダメにする

「結果さえよければ、プロセスはどうでもいい」この考えが極端に過ぎるようになると人間はダメになってしまう。 試験に受かるために、丸暗記をすることは、その全てを否定するわけではないが、それでは、本当に成長するための機会が失われてしまうのだ。試験…

人はいいところを見る

どんな人にも必ずいいところはある。落語家の林家三平は、会話の話題が人の悪口になりそうだと「ダメダメ、いいところを探さなきゃ」とすぐに話を切り替えていたそうだ。人の評価が一面的になってしまうということは、自分の中にも見たくない、あるいは見て…

自分の人生は自分で決める

自分の人生は何といっても自分で決めるものだ。でも、自分でも気づかないうちに、誰かの影響を受けていたりして、自分で決めているようでも、その考えは人の借りものであったりする。 子供は周りの環境にあることを自分に取り込むことにより学習していく。全…

自分の代で止める

何代にもわたって、親とか指導者といった重要な人物から受け継がれたものがある。その中には不要な情報もある。自分がされたからといって、それを次の代に引き継いではいけないものがあるのだ。自分のプライドを保つための憂さ晴らし、「教育」という名の虐…

音は身体の中で鳴る

本日の野口体操教室は「音」がテーマ。音を耳ではなくて、身体で聞いていく。よーく耳を澄ませてみれば、音が外で鳴っているだけでなく、身体の中で鳴っていることに気がつく。身体の中でもあまり共鳴していない部分を感じて、そこを鳴らしてみると、意識が…