2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな声こそ聴きのがすな

大きな声で勢いよく語られた言葉は、多少内容に問題があるものでも、人を動かす力がある。でも、真実はさりげないものである。声高に自分の正しさを主張したりはしないものだ。だってそれは真実なのだから、真実に近ければ近いほど、わざわざ自分の正当性を…

何をカッコつけてるんだ

自分を大事に可愛がる気持ちがある。自分が何か特別な人間だと思う気持ちもある。でも、カッコつけて、自分を着飾っているうちは、本当の自分に出会うことはできない。変にカッコつけるのではなくて、ありのままの自分を見つめてみればいい。 自分を特別な人…

黄砂に吹かれて

工藤静香の「黄砂に吹かれて」という歌がある。作ったのは中島みゆきなのだが、この歌の2番の歌詞に「微笑みづくで終わらせた恋が夢の中悲鳴あげる」というところがある。これが最近妙に心に引っかかるのだ。 自分の力ではどうにもならない事態、直視するの…

選択できなかった生き方

あの時あっちの道を選んでいたらどうなっていただろう。歳を重ねるごとに、こうした思いも増えていくのだろう。考えても仕方ないこととは知りつつも、ついつい考えてしまうときがある。 でも、よりによって「何故今そのこと」を思い出す? 「他に選べたかも…

「仕方ない」を超えて

中島みゆきの歌に「仕方ない 仕方ない そんな言葉を覚える為に生まれて来たの?」という歌詞のものがあった。 そう「仕方ない」と言ってしまえば、それで終わり、片がついてしまうのだが、果たしてそれでいいのか。 結論を早急に出すこともない。一体何が正…

自分の力でつかめ

自分の成し遂げたいこと、やりたいこと、手に入れたいものがあるのならば自分の力でつかめ。自分から動いて取りにいけ。人の力を当てにしてはいけない。人の行動や言動を第一要因としてそれを頼りにしてはいけないのだ。人を基準にすると必ず「言い訳」の余…

丸くなる

成長すると人格が丸に近づいていくが、はじめから丸い形で大きくなっていくのではない。あっちが膨らみ、こっちも膨らんで、はじめはいびつな形から丸く成長していくというのが、ホントの姿だと思う。 ある一つのことに徹底的に打ち込んでみることが大切な時…

全てを高める運動とは

身体運動が単なる「運動」に留まるものではなく、その人の心や人間性、生き方まで変える様なもの、「人生に響く様な運動のあり方」ということは何かとずっと考えていた。 身体だけ鍛えればいい、筋肉だけつければいい、あるいはまた試合に勝ちさえすればいい…

「愛」という言葉はときに重過ぎる。脆さや危うさ、嘘くささも入っているかもしれない。 単に「好き」でよい。「ああ好きだな」が一番自然なのではないか。

力の抜き方

力の抜き方は力を入れてみなければ分からない。はじめから力が抜ける訳ではない。「達人技」は自分を磨き、練り上げていった先に生まれるものであって、初心者が真似をしようとしてもそれはうわべをなぞるだけの全く別のものにすぎない。 老練な動きも、「全…

みんな味のある面白い人たち

「つまらない人」はいない。一見つまらなそうに見える人でも、その人の全体を見てあげれば、とても面白い人であることに気づく。みんなそれぞれ味のある、面白い人たちだ。 自分だって、その全体を見れば「つまらない人」ではないだろう? いろんな角度から…

最大の奇跡

今生きていること。今存在していること。これ以上の奇跡はない。ともすれば「生きている」という当たり前の事実を忘れがちになる。でも、「生きている」という土台の上に、喜怒哀楽の感情があり、思考があり、認識がある。 このことに気がつけば、感謝できる…

人間に完璧はない

当たり前のことだが、完璧な人間はいない。誰でも長所、短所があり、能力のある人でもどこか抜けているものだ。人間は誰でも失敗する。失敗を通して学んでいく。 それは、親であっても同じ、尊敬する人物にしても同じ。皆同じ人間なのだ。「失敗をする権利」…