2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

来年の目標

今年も終わりが近づいてきた。想定したとおりにはことは運ばないかもしれないが、こんな目標を立てて来年はやっていきたい。・身体の分化−特に左右半身の分化を進める。 ・仙骨感覚の強化 ・背骨感覚の強化 ・身体のつながり感覚の強化これらは全部つながっ…

大人の学習

人間は一生学びを続ける存在である。最近特に興味があるのは「大人の学習」「大人の教育」というべきものだ。 学習するのは、子供だけではなく、大人にとってもとても大切なことである。特に人生で様々な経験を積み、酸いも甘いも噛み分け、幾多の浮き沈みを…

親バカ

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/da/13/index2.htmlあるサイトで興味深い記事をみつけた。そのまま引用。 「ある少年の父親はプロ入りまで考えたほどの野球選手で、我が子にも同じ野球選手の道を歩ませようとした。ところが、子どもはその気が全くな…

陰陽のバランス

自然出産のワークショップに妻と参加をしてきた。そこで講師の助産師さんが、「出産も陰陽のバランスで成り立っている」という話をされていた。 出産のときには、産道が10センチほどに広がり(リラックス=陰)、子宮の奥の方が収縮(緊張=陽)することによ…

総動員

100人いたら、そのうちの10人よりも100人分の力を利用した方が、間違いなく大きな力が生まれる。組織の構成員が、その力を十分に発揮するならば、人数が多い方が大きな仕事ができる。 これは、当然のことだが、身体の動きについても実は同じことが言える。例…

いろんな人間がいた方が楽しい

いろんな人間がいた方が、間違いなくこの世界は楽しい。「人は全部自分の分身」と思えば、いろんな分身がいろんなことを教えてくれる。ありがたいものだ。 一人一人の人間のあり方に優劣はつけられない。根本は、人間は皆平等だ。あんな自分もいれば、こんな…

極意

「自分が相手を動かす」のではなく、「相手に自分が動かされる」のでもない。それまで「自分」と思っていたものと、「相手」と思っていたものが、融合してもっと大きな「自分」となり、それが「動いている」のだ。 敵対する相手をもっと大きな「自分」に統合…

嘘をついて安心する心

「自分と敵対する相手」というのがいる。でもなぜそれが想定されたのか? また、想定する必要があったのか? それは、その「仮想敵」に対立する自分のイメージ=価値観を守りたいがためである。 鍵は自分の心の中にあるのに、多くの場合それに気づかれること…

「変人」になれる力

日本人は、周りの雰囲気に合わせることを大事にし、その雰囲気を乱す存在をあまりこころよく思わない。これも大事なことではあるのだが、それがために、人と違ったことをやる「変人」が出てきにくい状況も同時に生まれている。「変人」にとって生きにくい社…

人の多様なあり方を認める

当たり前のようだが、同じ人は一人もいない。身体も、考え方も、生きてきた経験も違う。百人いれば、百通りのあり方がある。それでいいし、実はそれしかない。自分の都合で、人にそのあり方を押し付けてはいけない。 自分にとってそのあり方を認めたくない人…

求めない

求めない [ 加島祥造 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 文学 > 詩歌・俳諧ショップ: 楽天ブックス価格: 1,404円「すると、何かが変わる。」と本の帯にある。 人はいろんなことを求めている。でも、不必要なものまで求めすぎること…

寛容さ

人に対して寛容であることは、自分に対しても寛容であること。人のやることが気に食わず、腹が立つこともあるが、実はそのレベルの間違いは、たいてい自分も同じようにやっていることが多い。人の嫌なところは、すぐに目に付くが、自分の嫌なところは、なか…

愛情のない人はいない

成長の過程で、十分な愛情を受けられなかった人が、いま愛情を求めて、はたから見たらまるで「愛情に欠けているような行為」を思わずやってしまう。真実はそんなところではなかろうか。 愛情がないように見える人ほど、強く求めているのかもしれない。

独善を超える

太極拳なんかである程度できるようになってくると、自分に自信が生まれてくる。そこまではいいのだが、そこでちょっと勘違いすると「自信」が「慢心」に変わる危険がある。もうそれで分かったような気になってしまうのだ。 道場に行って、先輩からいろんな身…

死は変化

静けさに帰る作者: 加島祥造,帯津良一出版社/メーカー: 風雲舎発売日: 2007/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る 老子の現代語訳で知られる詩人、加島さんと西洋と東洋の医学の融合した「ホリスティック医学」を提…

一体感

野球の星野Japanが北京五輪行きを決めた。昨日、今日とずっとテレビに釘付けであった。このチームは、見ていて本当に気持ちがよい。監督、コーチ、選手、スタッフと一枚岩になっている感じがする。無駄なく「勝つ」ということに収斂された編成という気がする…

人の身体になろうとすることに意味はない

夏に行われたボディワークのワークショップのノートを見直していたら、「自分の身体と人の身体をくらべることは真実ではない」と書いてあった。真のボディワークは、「内側の経験の変化」を扱うものであり、決して「外側」ではない。 人にあこがれるのはいい…