2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

半分はアホ

完璧な人間はいない。誰でもどこかが足りないし、欠けているものがある。どんな立派な人間でも、半分はアホなのだ。そう考えるとすごく気が楽になった。もともと不完全なのに、完璧を求めるのは、自分を追い詰め、見失う悲劇のはじまりだ。 人間、半分がよけ…

流転

「万物は流転する」と言ったギリシャの哲学者がいた。この世界にひとつとして、流転しないものは存在しない。同じものはないのだ。そして、自分自身もこの瞬間に流転し続けている。細胞は常に生まれ変わっている。人間は自分を取り巻く外界に合わせて最適の…

生きることに答えなし

そもそも、生きることそのものにマニュアルがあるわけではないし、また「こうすれば正解」という答えがあるわけでもない。「全ての問題には、答えがある」というのが、自分でも気づかないうちに、大前提となっていたようだ。学校教育では、「答えのある問題…

無条件

これまで、「生きること」とは、社会の制度に乗っかって生きることだと思っていた。世の中の価値基準に自分を合わせていくことだと思っていた。大学受験の時や、就職先をどうするか決める時など、如何に自分が世の中で認められている価値と折り合いをつけて…

仮面ライダーに「侍魂」を学ぶ

http://jobs.itmedia.co.jp/itm/life/samurai/173_1.html 何気なく、IT関連のサイトを見ていたら、俳優の藤岡弘、のインタビュー記事が載っていた。藤岡さんは、仮面ライダー1号の役を演じた人である。ウルトラマンと並び、特撮ヒーローの元祖ともいうべき存…

ないものをあるように思っている

頭の中がゴチャゴチャして、考えがまとまらないことがある。自分の行動について、どうしようか戸惑ってしまうときがある。 自分が「ある」と信じて疑わないもの。でも、それは本当に「ある」ものなのか。もともと何も「ない」ものを自分の頭が「ある」ように…

笑い飛ばせ!

呵呵大笑、破顔一笑。己のやっていることをちょっと突き放してみてみれば、これほどおかしく笑えることもない。 自分は何を小さなことに一喜一憂していたのか。失敗を恐れていたのか? あるいは人からの批判や、好奇の目だろうか? 自分を否定されることだろ…

恐怖感

恐怖感は人間の自己防衛のためにある感情だ。自分の身に危険が迫るのを回避するための信号である。アドレナリンが放出されて、筋肉が緊張し、呼吸や心拍も速くなる。 人間は、太古から多くの危険にさらされてきた、気象の変化や地殻変動をはじめ、野生動物に…