2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

恥かいてナンボ

今日、突然ひらめいた言葉 「恥かいてナンボ、怒鳴られてナンボ、失敗してナンボや」(なぜか関西弁) 「摩擦こそ大事」と野口三千三先生もおっしゃっていた。決して美しいとは言えない経験の中にこそ、自分が大きくなるヒントが含まれている。*1 *1:写真は…

つながる喜び

全宇宙に存在している水素原子は、宇宙が誕生してしばらくしてできたのだが、そのときにできた原子は今もずっと存在しているのだそうだ。今この世界にある全てのものは、もともと一つのものだったのだ。 「つながる」とは、エネルギーや力が伝わっていくこと…

自分を壊す勇気

今日は野口体操のレッスン。レッスンもいよいよ佳境で「ことばと動き」に入る。 言葉と動きの関係というレッスンの内容もとても興味深いものであったのだが、それ以外に今日とても大きな収穫があった。それは、授業中にスタッフの女性が言った言葉である。 …

自分に起こったことは、全部自分に原因がある

自分に都合の悪いことはついつい人のせいにしてしまいがちになる。でも、人のせいにしてばかりいると、自分が成長する機会が失われる。自分に起こることが、何か外的な自分にコントロールできないものによって左右されている、という錯覚が生まれる。そうす…

言葉以外の情報

特に言葉で言われなくても、ただ側にいるだけで人からいろんな影響を受けるものだ。その人の立ち方、呼吸の仕方、身体の使い方、それからその人の発している雰囲気などもそうだ。 おそらく、この「言葉以外の情報」は無視できないほどの影響力がある。言葉と…

物性を活かす

物理学に「慣性の法則」というのがある。一度運動を始めた物体は、空気や摩擦など、外力が加わらない限り、ずっと運動をし続ける。実際には、地球上では、摩擦抵抗や空気抵抗があるために、この法則どおりに物体が運動し続けることはないが、しかし、これは…

いろんなものを触ってみる

野口体操で「全ての感覚は触覚の変化したものである」という言葉があった。 プレゼンシングでも、五感の中で触覚を非常に大切にしている。 視覚は、光が目に触れる事によって生じるものだし、聴覚は音波が耳に触れることによって生まれるもの、味覚と嗅覚は…

でかい心

「心」とは「得体の知れないもの」の代表のような言葉だが、心の大きさは、結構「周りの世界をどこまで認知できるか」というところで決まるような気がする。そのまま「空間的にどれだけ感覚を広げられるか」ということに言い換えられるかもしれない。 自分に…

強さと優しさ

どうすれば、「強さ」と「優しさ」が両立できるのだろうとずっと考えていた。この2つを結びつけるポイントは「バランス」なのではないかと思いついた。 バランスを無視した一時的に出す力は、一見強いが、でも身体に無理をかけているために決して長くは続か…

実力

「実力を出し切れない結果に終わったんじゃない。出した結果が実力なんだ」と、先のワールドカップで、日本代表が負けた際に中田英寿選手が言っていた。 まさに至言というべきで、さすがトップ選手の中田という感じがする。人は、往々にして自分の実力を正し…