2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

やかんから実感

沸騰したやかんに誰も触ろうとは思わない。ホンのちょっと触れただけでも、手がやけどし、激痛が走るだろう。人間にはとても耐え難い痛みだ。 核兵器が実際に使用されたら、それこそ、沸騰したやかんに触ることの何十億倍かそれ以上もの世界がこの世に出現す…

テンセグリティ

ボディワイズ―からだの叡知をとりもどす作者: ジョゼフヘラー,ウィリアム・A.ヘンキン,Joseph Heller,William A. Henkin,古池良太朗,杉秀美出版社/メーカー: 春秋社発売日: 1999/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る「ボディ…

天の声

ヨーガに生きる 中村天風とカリアッパ師の歩み作者: おおいみつる出版社/メーカー: 春秋社発売日: 1988/07/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る中村天風と言えば、ヨガを始めて日本に伝え、また成功哲学でも有名な…

言葉にする作業

今日の野口体操教室は、「ことばと動き」の特に「成文化」についてを取り扱う。 「自分の感覚が乏しいのは、それを言葉にしていく作業を怠ってきたから。今からでも遅くはないから、自分の感覚を言葉にしてく作業をはじめよう」という、野口三千三先生の言葉…

強い人の考え方

今年の日本シリーズは、中日が初戦を制した。中日は特に目立ったスター選手はいないのだが、職人肌の選手が揃っていて、正に「プロの集団」という感じがする。選手の総力で言えば、他の球団と比べて特に際立っている訳ではないと思うが、それでもリーグ優勝…

自分のことは分からない

自分で自分のことを知るというのは、なかなか難しいことだ。例えば、自分がどれくらい余計な力を使っているかということも、自分で知るのは難しい。自分ではこれが当たり前だと心のどこかで思っていて、それを超えた自分の姿を描くことってなかなかできない…

結晶

人間の解剖図などを見てみると、実に人間の身体は精巧にできているものだと思う。筋肉、骨、内臓、脳・神経・・・・・・どれをとっても微細にわたって本当によくできている。 また、それぞれが独自の機能を果たし、身体全体としても絶妙な調和を保ちながら人間は生…

五感を統一する

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚・・・・・・人間の感覚は、五つに分かれているとされる。でも、「原初生命体」であるアメーバはどうかというと、分化していない一つの感覚である。見ることも、聞くことも、味わうことも全部一つの細胞がやっている。 感覚を五つに特…

許してあげよう

フッとこんな思いが湧いてきた。 過去に自分に痛い思いをさせた人、過去に痛い思いをした自分を許してあげよう。過去の中の他人も、過去の中の自分も結局同じ存在だ。心の中で人を傷つけることは、そのまま自分を傷つけていることだ。もうこのパターンにしが…