与えられたものの中で

bon-naoto2007-01-24

完璧な人間は存在しない。誰でもどこかが足りないし、何かが欠けているものだ。生まれ育った環境かもしれないし、受けた教育かもしれないし、親から受けた遺伝子かもしれないが、程度の差こそあれ、どんな人でもそもそも人はハンディキャップを背負っている。障害をかかえた人だけではなく、誰もがハンディを背負っているのだ。「障害者」という特別なくくりの人は存在しない。完璧な人間がいない以上、人は誰もが障害者であると言えるのだから。


今の自分に与えられているもの、これが今のすべて。そして、その与えられているものを最大限に活かして生きていくこと、それもすべて、それしかない。それには今の自分に聞きながら、前に進んでいくより他はない。自分の境遇や能力に疑問を抱く前に、人の境遇や能力をうらやむ前に、しっかりと今の自分を見据えてみればそこにすべての答えがある。


欠けている、足りない、できない、不完全、だからやる。だからこそ生きる意味があるのだ。*1

*1:写真は「toshiの写真箱」