結果主義が人をダメにする

bon-naoto2007-03-10

「結果さえよければ、プロセスはどうでもいい」この考えが極端に過ぎるようになると人間はダメになってしまう。


試験に受かるために、丸暗記をすることは、その全てを否定するわけではないが、それでは、本当に成長するための機会が失われてしまうのだ。試験の結果は現象の一面に過ぎない。試験の本質とは、「自らの思考のプロセスから最良の結果を導き出す能力」を試すことである。よい結果はよいプロセスからしか生まれないのだ。見栄えにこだわり、表面的なものばかり気にしていると、中身が何もなくなってしまう。


面倒くさいからといってその間を省いてはいけない。そのプロセスにどれだけ心を砕いたのか、それが本質といってもよいだろう。たとえ結果が思うように行かなかったとしても、そのプロセスに費やした努力は次の問題解決に活かすことができるからである。*1

*1:写真は「todhiの写真箱」