メリハリとリズム

bon-naoto2005-11-15

「硬軟」とか「強弱」とか「しめるとゆるめる」とか「かためるとほぐす」とか、いわゆる「メリハリ」というものがある。これは、とても大事。リズムは「メリハリ」プラス「時間」だろうか。


引き締まるときがあるから、ほぐれた時の喜びも分かるというもの。でも、この「引き締まる」は筋肉を硬く収縮させるということとは違うだろう。身体の余計な力が抜けていても「締まっている」という状態は存在し得ると思う。


野口体操の野口三千三先生の教えにあるが、「硬すぎる動き」はもちろん硬い、でも、「やわらかくしか動けない」のもやはり硬いのである。本当に「やわらかい動き」というのは、必要に応じて、身体を硬くもできればやわらかくもできるという「可塑性」のあることなのだそうだ。


私にとっての「やわらかさ」の指標とは、周りで起こっていることに対し、躊躇なくすぐに最善の運動、行動を取ることができるかではないかと思っている。


今日の一句:単調な「やわらかさ」よりも、内容をふくんだ「やわらかさ」*1

*1:写真は「toshi」の写真箱