思い込みの解体

bon-naoto2006-03-03

既に不要になっているもの、自分の中で実は決着のついているものにいつまでもしがみついていることがある。世界はこういうものだと決め付けている。あまりにも当たり前になってしまい。自分自身の思い込みであることすら気がついていないこともある。


世界はこうあるべきだ
人間はこう生きるべきだ
自分は男らしく(女らしく)あらねばならない
自分だけの生き方がしたい
自分の生き方は人と違って特別でなければならない
自分だけの生きる道がどこかにきっとあるはずだ
人は自分にもっと優しくするべきだ
人は自分のやることにもっと理解を示すべきだ
人はお互いに助け合わなければいけない
社会に役に立つ人間として立派に生きなければいけない
どんなときにも優しさを忘れてはいけない
人と争ってはいけない
自分の欲を追及する生き方はやましいことだ
金持ちは自分本位のがめつい奴に決まっている
肉欲を求める愛は、精神的な愛よりも劣る


などなど。本当に自分で納得することができるのか。あるいは、人に納得いくまで説明することができるのか。


「こうだ」ということは、「こうではない」という価値観も同時に存在することになるのだ。「こうではない」という価値観をどこまで理解することができるだろう。*1

*1:写真は「toshiの写真箱」