つながる喜び
全宇宙に存在している水素原子は、宇宙が誕生してしばらくしてできたのだが、そのときにできた原子は今もずっと存在しているのだそうだ。今この世界にある全てのものは、もともと一つのものだったのだ。
「つながる」とは、エネルギーや力が伝わっていくこと。自分と違うものだと思っていたものと共通点を見出すこと。
もともと一つのものだったのだから、全ての存在とつながり、共通点を見出すこともできるはずだ。人のいいところを認め、友達が出来、自分の思いを共有できることがよろこびであるように、つながっていくことが、人間にとっての根本的な喜びなのだ。
身体の中で、つながりを発見したときの喜び。自分の中に無駄なものなどなく、全てが微妙にバランスを取って存在している。そんなことに気づいたときは、なんともいえず、嬉しいものだ。*1
*1:写真は「AMANO KAZAOTO 高画質館」