bon-naoto2007-02-25

前回の続き。


情報
情報の上位情報
さらにその上位情報
さらにそのまた上位情報・・・・・・


と、情報処理が高次になるにつれて、どんどんそれは具体→抽象になっていく。そうすると、一見関係のないように見えるものの間にも実に多くの関係があることに気づくだろう。目にし、触れる具体的な事物の間の関係がありありと見え、世界がどんな風に存在しているのかということも見えてくるとだろう。


この状態は、仏教で「空(くう)」と呼ばれるものに近いのではないか。具体的な知識は知らなくても、その本質が見えてくる。普段は「空っぽ」でありながら、必要に応じて最高の情報処理を行うことができる状態だ*1

*1:写真は「AMANO KAZAOTO 高画質館」