死は変化

静けさに帰る

静けさに帰る


老子の現代語訳で知られる詩人、加島さんと西洋と東洋の医学の融合した「ホリスティック医学」を提唱している帯津さんの対談。「あるがままに生きる」ということを本当に体現しているような二人の話は、思わず引き込まれてしまう面白さだった。


その中で、帯津さんの「死とは何か」という問いに加島さんが「変化」と即答する場面があった。大きな「道」=TAOから見れば、生も死もただの現象の一側面、「変化」にすぎないのだ。


大きなものと本当につながることができれば、自然にそう思えるだろうか。つながった時の安心感は生死を超えたものなのだろう。