プレゼンス

ミカサスカサ(MICASA SUCASA)主催のジャック・ブラックバーンさんのボディワークショップ「サイドライイング」第1日目に参加。


ジャックさんは「トレガーアプローチ」のプラクティショナー。とても落ち着いて紳士的な感じの方だった。


普通、整体やマッサージなどだと、仰向けかうつ伏せでやるのだが、「サイドライイング」は横向きでワークを行う。横向きでクッションをうまく使うと仰向けやうつ伏せ以上に力が抜けるのだ。


横になった上のほうは、テーブルと接しているわけではないから、身体の自由度が増す。タッチによって、硬くなっている部分もいい感じにほぐれてくる。仰向けやうつ伏せになるのも辛い人に有効だそうだが、もっといろんなことに使用できそうな素晴らしいスキルである。


特に特筆すべきは、ワークをやるときの心身の心構えともいうべき「プレゼンス」の状態。頭で思考するモードをやめ、「重さ」を手がかりに今の自分の状態を感じ取っていく。その状態で相手にタッチしていくことで、より自然な状態でワークができるのだ。


どのくらいのレベルで「プレゼンス」の状態に自分を置くことができるのか。ここがとても重要なところになってくる。たいへんに奥の深い世界のようだ。


明日は2日目。