身体のバランスは心のバランス

サイドライイングのワークショップでは、タッチの前に「プレゼンス」のワークを行う。プレゼンスは、ジャック先生が、「タッチも大事だがもっと大事なのはプレゼンス」としきりに強調されていたところである。


ゆったりと立ちながら、身体の中心線を探し、重さを感じながらバランスを取っていく。重さの感覚が高まってくると、全身の感覚が微細になってくる。身体が統一されてくるともに、心からも雑念が消えてくる感じがする。


これは、椅子に座っていてもできる。私は、仕事中に、背筋を軽く伸ばして(力は入れない)、脚と脚の重さを利用しながらやっている。感覚が高まってくると、脚や足がとても身近に感じられてくる。身体内部から触っている様な感じである。そして、全身のパーツが本来あるべきところにまとまってくる感じがするのだ。


重さを利用するのは、とてもよい方法だと思う。ジャック先生も「重さを感じるのは『今』しかできないから、重さを感じることで『今』を感じることができる」とおっしゃっていた。