空気と戯れる

bon-naoto2006-05-01

「空気」は水と並んで、あまりにも人間にとって必要なものであり、また、あまりにも当たり前に存在するものなので、普段はその存在に気づかれることもまれだ。


呼吸をすることで、人間は空気と接している訳だが、そのことが意識されることも殆どないだろう。


「空気の様だ」とは存在感が薄いという、少しネガティブな意味で使われる言葉でもある。でも、空気は存在感がないのではなく、普遍的すぎる存在なので、逆に存在しないかの様に思われてしまうのだろう。究極の「縁の下の力持ち」である。


プレゼンスするために「空気の重さを感じる」ワークがある。「空気の重さ」とは、少し耳慣れない言葉であるが、やってみると確かに空気の重さが手のひらに伝わってくる。そうすると、心身がいい具合にまとまってくるのだ。*1

*1:写真は「toshiの写真箱」