許してあげよう

フッとこんな思いが湧いてきた。

過去に自分に痛い思いをさせた人、過去に痛い思いをした自分を許してあげよう。過去の中の他人も、過去の中の自分も結局同じ存在だ。心の中で人を傷つけることは、そのまま自分を傷つけていることだ。もうこのパターンにしがみつかなくてもいいのだ。

"release"（リリース）とは、ボディワークの世界では「痛みが解放される」意味で使われるが、これは、自分が溜め込んでいた、「執着のパターンを手放す」ことでもある。よくよく味わってみれば、とても深い言葉である。

一つ手放してしまえば、「もっと別の自分もあっていいんだ」ということも分かる。また、「過去に変なことをやってしまったアホな自分もいていいんだ」、と言うことも分かる。「とんでもなく、いけすかないアイツもいいところもあるよな」と言うことも分かる。