アセスメント

bon-naoto2006-11-06

本日は私がスタッフとして勤務予定の「フットサロン 樂久駝(らくだ)」の技術講習会最終日。


手技として、足(脚)の動き具合を見る「アセスメント」を再度教わる。マッサージテーブルに仰向けになっているクライアントの足首を持ち、重さを量り、股関節の動き具合を調べる。


微妙な関節の角度と持ち方が、いかに動きに影響を与えているかが分かる。いわゆる「コツ」というのは、本当にあるんだなということもよく分かる。


合気柔術などもそうだろうが、殆どの場合、いいかげんな関節の持ち方でいい加減な力の入れ方をしているのだろう。そして、それで足りない分を、力を出して補おうとし、その結果、自分が怪我をしたり、逆に身体を壊したりするのだ。


あらゆる状況に対し、最適な持ち方と、力の入れ方ができれば、その人は「達人」と呼ばれるに値するのだろう。


相手に気持ちよくなってもらうには、自分が一番自然な動き(=楽な動き)をするのに限る。余計な力の入ったセラピストのセッションはやっぱり受けたくない。


そして、この奥はどこまでいっても果てしない感じもする。自分がこれまでやってきたことって、たいしたことなかったんだなという気がする。いやむしろこれからがスタートなのではないか。


最善を求めて探求だ!*1

*1:写真は「AMANO KAZAOTO 高画質館」