意識の使い方

bon-naoto2007-01-18

ボディ・コーディネーションで言われていたことだが、「意識して動く」と「動きを意識する」は全く違うものだということが、自分でも実感できるようになってきた。「意識して動く」とどうしても注意する部分への意識が過剰になってしまい、他がおろそかになったりする。


ときにはポイントを意識することも必要だろうが、結局はそのポイントも他の部分とのバランスによって決まる。よって全体を見る目をやはりおろそかにはできないのだ。面白いことに、「動きを意識する」だけで身体は殆ど自動的にやるべきことはやってしまう。余計な意識はホントに必要ない。


これは、子供のことが心配で、子供の自主性を信頼できず、干渉しすぎてしまう親や指導者と、子供のことをじっとあたたかく見守る親や指導者の関係と似ているかもしれない。


究極は仏様だろうか。人間のやることを全て分かっていながら、でもあたたかく見守っている存在。