心は腹にあり

bon-naoto2007-06-05

「心は身体のどこにあるのか」という問いに、文明人は「頭にある」と答えるが、原住民は「腹にある」と答えるそうだ。


こころところ、周りの状況に振り回されて取り越し苦労をしたりとか、精神的に落ち着かない日々が続いていたのだが、今日フッと「腹に充実感を持ってみよう」と思い立ち、腹にあたたかく、やわらかく、軽い重みを持ったイメージを作ってみた。上体の重みが、その腹の中の充実感に落ちている自然に乗っている感じである。


そうすると、気持ちがスッと落ち着いて冷静に物事を見られるようになってきた。「臍下丹田」という言葉があるが、腹の充実感はやはりとても大事である。


やっぱり、現代人はとかく頭に頼りがちなのだと思う。頭も普段は余計なものを詰め込まず、できるだけ軽くしておいた方がよい。そして、物事を頭中心に処理せずに、腹でしっかりと受け止め、対処していくのが、やはり人間の基本ではないだろうか。そういう人の方が信頼できるし、やはり心の中心は腹なのだ。*1

*1:写真は「toshiの写真箱」