何にでもなれる

bon-naoto2007-06-11

液体、流体は、いかようにもその形を変化させることができる。「水は方円の器に従う」の言葉どおり、水の流れは、地球の法則に従い、自在にその姿を変えていく。


人間の本質も液体、流体である。だから、自在に自らを周りの環境に合わせて変化させることができる。それが、本来の人間の姿である。もともと人間とはそういう存在なのだ。


いつから自分を固定してしまったのだろう。自由自在に変化することのできる存在だということを忘れてしまったのはいつからだろうか。何故、自分を枠でがんじがらめに縛り、動けなくしてしまったのだろうか。もうとっくに終わってしまった過去の役割にしがみついているのはどうしてだろう。


「可能性」などという、しらじらしく、わざとらしい言葉をわざわざ使うまでもない。人間はその気になれば、何にでもなれるのだ。


恐れずに、思い切って変化に身を開いてみることだ。大自然の叡智を信じてそれにまかせ切ることだ。小さな自分を捨てて、もっと大きな眼で自分自身を見つめてみるのだ*1

*1:写真は「toshiの写真箱」