自然に学ぶ

当たり前のことであるが、人間は生き物である。だから、その本源は、自然である。人間の身体は自然そのものだ。文明の利器の中で生活していると、人間が自然の一部であるということを忘れがちになってしまう。普段食べているものも、自然のものをそのままというよりも、加工され、調理されたものの方が圧倒的に多いだろう。現代の、特に都会の生活は、自然と何かと離れがちになってしまう。


でも、人間は生物としての存在をやめることが出来る訳ではない。生きているということは、自らの自然と共に生きるということなのだ。一生涯自分の中の自然との付き合いは続くのである。


だから、人間は、自然から多くのものを学べるのだ。そもそも、もともと一つのものなのだから。