悟りを口にする人

例えば「自分は宇宙と一体になる悟りを得た」という人がいたとする。そういう人が、自分と立場や見解の異なる人のことを悪し様に罵ったりするのは何故だろう。本当に宇宙と一体の人であれば、相手と自分も一体のはずなのであるから、例え自分と意見が異なっていても、相手の考えを理解し、認める事ができるはずである。


人は一人一人違うから、当然意見や見解の相違はあるだろう。時には批判も勿論必要だ。真の批判とは、相手を叩きのめすものではなく、相手の意見も認めた上で、さらに上を目指すべく、お互いに応援し、励まし合うものでなければならない。