言霊

言霊(ことだま)という字のごとく、言葉には生きている力が宿っている。


それは、人を勇気づけたり、元気づけたり、良き方向へ導くものともなれば、反対に人を傷つけたり、怒りや恐れや失望を呼び起こしたりするマイナスの存在ともなりうる。


だからこそ、言葉には気をつけなければいけない。自分が発する言葉も、周りから発せられる言葉も。


自分が発する言葉は、周りだけでなく、自分自身にも常に影響を与えているのである。知らず知らずのうちについついマイナスの暗示にはまっていたりする。


また、周りからの言葉もすべてをそのまま受け入れる必要はない。自分にとって不要な情報は入れなければよいのだ。


その力を正しく見極めれば、呪縛も解けるヒントがつかめるだろう。