楽に呼吸ができるのが「楽」

bon-naoto2006-09-18

答えはものすごくシンプルで、要するに楽に呼吸ができるのが「楽」ということなのではないか。息を止めたり、詰めたりするときって、端的に言って楽(らく)じゃないし、楽(たの)しくない。


背中を丸めたりとか、肋骨を縮めたりとか、胸を詰めたりすることで、スムーズな呼吸が疎外されてしまう。


「呼吸が精神状態と密接に関係している」というのは、よく言われていることではあるが、でも、実際に身体で体験してみないとその意味はよく分からない。どうしても心って概念やイメージの塊だと思ってしまいがちだが、それだけではなく、その概念と結びつくような身体の状態がやっぱり存在するのだ。


「息を詰めて悩む」って、息が詰まっているから、そんな思考になるんだな、きっと。*1

*1:写真は「AMANO KAZAOTO 高画質館」